『ゼロの視点・続編⑧』
~ゼロに還る選択がくれたもの~
誰かの期待に応えるように。
失敗しないように。
好かれるように。
役に立つように。
わたしは、ずっと「わたし以外の何か」を演じてきたのかもしれません。
でも、ふと立ち止まったとき、
心の奥の小さな声に気づきました。
「もう疲れたね」
「もう戻ってきていいよ」
「あなたの人生を生きていいよ」
それは、誰でもない、
“ほんとうのわたし”の声でした。
ゼロの視点に出会って、
何かを得ようとするより、
何かを手放す方がずっと自由だと知りました。
完璧じゃなくてもいい。
何かにならなくてもいい。
ただのわたしに戻っても、大丈夫だった。
「わたしを生きる」と決めた日。
世界の色が変わりました。
人の目ばかり気にしていた景色が、
だんだんと、自分の目で見える世界に変わっていったのです。
ゼロとは、“無”ではありません。
そこには、すでにある“わたし自身”が静かに息づいているのです。
傷つきやすさも、
過去の痛みも、
ぜんぶ抱えたまま、「今ここで生きている」。
それだけで、十分だったのです。
【今日の問いかけ】
あなたが「わたしを生きている」と実感できる瞬間は、どんなときですか?
【そっと、扉の向こうへ】
ゼロに還ることは、
何も持たずに戻ることではなく、
ほんとうの自分を思い出すこと。
その感覚を、
日々の中でそっと育てていきたいあなたに。
カウンセリングという安心の場で、
一緒に“わたし自身”に還る旅を歩いてみませんか?
もう、誰かの人生でなく、「あなたの人生」を生きていい。